SEEDは、私の見た夢とフラワー・オブ・ライフからインスピレーションを得て生み出された形で、両端のとがった楕円形をしています。フラワー・オブ・ライフの円と円とが重なり合う部分に現れる、花弁のように見える形。私は名もなきそれを立体化し、SEEDと呼ぶことにしました。
平面上に曲線で描かれるフラワー・オブ・ライフとは違って、SEEDは120度の角度で溶接された3本の曲線から成る立体です。そのために、フラワー・オブ・ライフのパターンを並べるならば先端が浮き、辺と辺とが交わる部分に隙間が出来てしまいます。ですがこの隙間があることで、上手く並べることさえ出来るならば、SEEDは黄金比の光の幾何学の連なりともなっていくのです。
SEEDを使った神聖幾何学的なパターン形成においては、実はこの隙間がゼロに相当し、一番大切な部分となっています。ゼロとゼロとは瞬時に結び合い一つに還る。ゼロとゼロとを結んで流れるエネルギーの形であるSEEDを実際に並べながら、ゼロそのものを視覚情報化し、共振共鳴原理を用いて自己の内に眠るゼロを目覚めさせ顕在化させていく。内なるゼロを認識することが、本来の自己の可能性に気づくためには大切なのです。
SEEDは、自己の内側を整えゼロへと戻していくための助けとなるものです。
フラワー・オブ・ライフに限らず、SEEDを法則に従って並べていただきますと、真上から見た場合、直線と曲線両方の幾何学的なパターンが現れます。そして、そのパターンを大きく複雑化していけばいくほどに歪みが生じやすくなります。