神聖幾何学瞑想

右脳・左脳で感じたことを言語化する

しっかりとした観察眼を養うことが、必要なときに感覚を呼び覚ましエネルギーを呼び込むことや、
初めてのものに出会ったときにその本質をつかむための直感を働かせることに繋がります。
そんな有用な観察眼を養うためには、ただ五感を使うだけにとどまらず、
五感で感じたことを可能な限り言語化出来るようにしていくことも大切です。

確かに、言語化が難しいものもございます。
ですが感覚だけに頼ってしまいますと、エネルギーを感じることが出来てもそれを使いこなすことは出来ません。
感覚を文章化することで情報を自分の中にしっかりと落とし込み、
理解出来た分だけ扱うことが可能になると心得ていて下さい。

言語化した情報はやがて識域化下に蓄積され、あなたが新しい情報に触れたときに参照可能なデータ群として
機能してくれるようになります。
そして非常に微細なエネルギーを感じる段階に達した時に、
あなたによってインプットされ蓄積されてきたそれらのデータは、
はっきりと顕在意識で知覚されることはなかったとしても、きっと様々な場面で役に立ってくれることでしょう。

人は大まかに左脳派と右脳派とに分けられますが、
バランスの取れた脳の状態が一番情報を得るのに適していますので、
どちらの派に属していようとも苦手な部分を強化していくのが望ましいです。

《左脳派》
考えるよりも感じることが大切だといわれますが、そもそも感じていることを感じる(意識する)ためには、
脳内で感覚や体験をある程度まで言語化するプロセスが先行しているものです。
疑問を持つことも理屈っぽいことも、決して悪いことではありません。
データの効率的な収集方法と適切な入力方法を覚え、
必要なときにデータを引き出して自力で疑問に答えられるようになってくれば、
次第に点と点とが繋がり合って線となり、
更に進んで面となり立体となっていきますので理解が進み、相対的に疑問の数は減っていくでしょう。

《右脳派》
日常的に感じている感覚を言語化するのが苦手だと感じている方も多いかと思いますが、
その場合にも、感覚の言語化を訓練することは望ましいです。感じることはとても大切です。
とはいえ、それらを言語化出来なければ受け身でいることが多くなり、疑問が湧くことも少ないために、
世界を明瞭に体験することが難しいからです。
言語化が上手に出来るようになれば、
今まであなたがどれほど深く物事を感じ取ることが出来ていたのかという事実に驚くことでしょう。

世界をありのままに体験するためには、右脳も左脳もバランスよく使うことが大切なのです。

以下に簡単なワークをご紹介しますので、気になった方は試してみていただけたらと思います。

ワーク
右脳的/左脳的に感じた印象の全てを、それぞれ出来るだけ詳しく文章化してみましょう。
※感じ方は人それぞれであり、不正解はありません。自由に感じたままを書き出して下さい。

① 写真を見て感じたことを書き出してみる

左脳的…描写するように説明する(形、色など)
右脳的…どう感じるか/どのようなイメージを持つか
(冷たそう、温かそう、硬そう、柔らかそう)
…そこから派生して連想されるもの、イメージの似ているものを列挙する
思い浮かんだこと、気づいたことなどを書く

② 何人かで行った場合、互いに見せ合って自分の書いていなかった情報を色を変えて書き足す
(自分に見えていない部分を視覚化して認識するため)

③ 一か月後など、しばらく時間をおいて再度同じ作業を行ってみる
(観察眼がどれほど育まれているかを確かめるため)

二度目のワークを行うまでの間に、日常的に出会う様々なものをワークと同じようにして分析してみて下さい。
繰り返し訓練することで今まで気づかなかったような細かく深い部分までを見て感じ、
それらの有する情報を短時間により多く読み取ることが出来るようになっていることでしょう。

この訓練は第六感以上の開発へと繋がるものですので、アウトプットが始まる日を楽しみにしながら、
地道にインプット作業を行って下さいね。

SEEDを使った右脳と左脳のバランスを取る方法は、神聖幾何学瞑想の初級で詳しく学んでいただけるようになっています。
SEEDを用いることで、今回お伝えした方法よりもずっと深い学びが出来ます。
自ら並べるということも相まって、形となった神聖幾何学を観察することで得られる智慧は多いのです。

自分自身のことや自分を取り巻く世界のことを深く知りたい方は、初級講座でお会いしましょう。

 

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