神聖幾何学瞑想はマインドフルな状態で行うものですが、
そもそもマインドフルな状態とはいったいどのような状態のことを指すのかが分からない場合もあるかと思います。
簡単に説明しますと、マインドフルな状態というのは、感覚は研ぎ澄まされていますが、
それでいて脳がリラックスしている状態のことです。
思考を手放して感覚(五感)を全開放するだけではなく、一歩引いて、その状態の自分自身を認識している状態なのです。
マインドフルな状態になるメリットはいくつかありますが、その最大の効能は、脳がリラックスするということ。
ストレス社会に生きる私たち現代人の脳は、慢性的に疲れた状態になっているものですが、
絶え間ない思考のおしゃべりをストップさせて脳を休ませ、いったん五感に立ち返ることが脳機能の回復に繋がるのです。
短時間マインドフルな状態になるだけでも心が穏やかになり、その結果、仕事の効率や生活の質が向上します。
脳がリラックスした状態にあるときには潜在意識と繋がりやすいですので、
マインドフルな状態で願いを意図するだけで、自動的にそれが現実化するプロセスへと導かれることになります。
引き寄せの法則とはこのようなものですが、
その際、アファメーションを使ったり、望む状態をイメージして、それをリアルに感じてみることも奨励されていたりします。
ところが、目的とするところが自分軸を確立することであったり、本来の自分自身へと回帰することであったりした場合はどうでしょうか。
目指す状態が分かりませんから、願いを言語化することは難しいでしょう。
なりたい自分を列挙してみても、それはエゴの生み出す願望ですので、本来の自分像であるかどうかははなはだ怪しいものです。
もともとゼロの全てを言語化することは不可能ですので、状態を限定してしまうアファメーションは使えないのです。
また、未知の領域のことですので、意識して感じてみることも出来ません。ではどうすれば良いのかといいますと、
ゼロの形であるSEEDを使ってゼロの広がりを表す神聖幾何学構造を形作ることで、アファメーションの代用とするのです。
「私はこのような状態になりたい」と、非言語的なアプローチをしていくのですね。
はじめから美しく整った形が作れるというものではありませんが、それはデメリットにはなりません。
徐々に形を整えていくことで心も整い、無理なく個々のペースでゼロへと近づいていくことが出来るからです。
マインドフルな状態であることとSEEDでゼロの形を作ることは、ゼロへと還るための最強のタッグです。
上手く活用して、本当の自分を生きるという願いをかなえてみませんか?