神聖幾何学

透明で静謐なフラクタル世界

私たちは常に全周波数のエネルギーに包まれていて、
個々人の意識状態に合ったエネルギーが絶え間なく一人一人と交流を繰り返しています。

誰一人として同じエネルギーを発してはいませんが、
みな違うことで調和に深みと奥行きが生じます。

私たちを含む物質は全て巨大な球の中に在るとすると、
その内側にいる私たちの感覚からすれば様々な音が聞こえる色に溢れた世界であっても、

AとA⁻やBとB⁻のような組み合わせが存在し波動を打ち消し合うために、
外側から内側を見るように視点を変えるならば同じ全てが違って感じられます。

球がどんなに大きくなっても、また小さくなっても、
その外側から見れば、球の内側は静かで穏やかな世界のままなのです。
まるでノイズキャンセリング原理の応用のように、

全てのプラスがマイナスで相殺されたゼロの球。
音同士、色同士が打ち消し合う、無音かつ透明な球。

そのような球がレイヤーのように、マトリョーシカ人形のように、
入れ子のように重なり合っているかと思えば、

同じような球があちらこちらに見られ、
それらが幾何学的、フラクタル的に繋がって無限に拡大縮小していく世界。

動であると同時に静でもある世界。
何でもあるけれども、何もない世界。
透明で静謐なフラクタル世界。

一つのものから分離し、生み出され、様々に発展を遂げた先に、
融合し、統合し、一つに還る。

私たちは、そのような世界に生きているようです。

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