宇宙にはパターンや法則がございます。
1 2 4 8 16 32 64 128 256…
という二進法は、細胞分裂に見られますように、
私たちの成長にも関わる重要な法則です。
また、1 1 2 3 5 8 13 21 34…
で表されるフィボナッチ数列は、
ひまわりや松ぼっくりなど、自然界のいたるところに見られます。
このように、私たちを取り巻く環境には数学がちりばめられているのですが、
数学は人類が作り上げたものではなく、
宇宙に常在する普遍的な法則を発見したものに過ぎません。
数学は難しいと考えてしまう方もおられるかもしれませんが、
数学はシンプルに世界の在り方を示すもの。
難しい話はいたしませんので、リラックスして読んでいただければ幸いです。
数字には、0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 の10種類しかなく、
これらの組み合わせによって、更に大きな数字や小さな数字は出来ています。
その2で説明いたしますが、0と9は同じものとして考えることも出来ますので、
まずは0を省いた1~9の数字について考えていきたいと思います。
数字の中でも 3 6 9 は高次元を表す数字で、
目に見えない力を象徴しているといわれています。
その場合、それ以外の 2 4 5 7 8 は物質世界を表しているということなのですが、
3 6 9 を外した数字を倍々で足していきますと、以下のようになります。
32+32=64 6+4=10 1+0=1 1+1=2 61+61=128 1+2+8=11 1+1=2
2+2=4 128+128=256 2+5+6=13 1+3=4
4+4=8 256+256=512 5+1+2=8
8+8=16 1+6=7 512+512=1024 1+0+2+4=7
16+16=32 3+2=5 1024+1024=2048 2+0+4+8=14 1+4=5
2048+2048=4096 4+0+9+6=19 1+9=10 1+0=1
これをずっと続けていきますと、1 2 4 8 7 5 という数字が連続して現れるのです。
今度は、3と6のみを使って同じことをしてみます。
そうしますと、
3+3=6
6+6=12 1+2= 3
12+12=24 2+4=6
24+24=48 4+8=12 1+2=3
48+48=96 9+6=15 1+5=6
96+96=192 1+9+2=12 1+2=3
となり、 6 3 6 3 6 3 が連続して現れます。
9は依然として出てきません。
そこで、今度は9を倍々にして足していきますと,
9+9=18 1+8=9
18+18=36 3+6=9
36+36=72 7+2=9
72+72=18 1+8=9
となり、9しか出てこなくなるのです。
古くから9は「悟りのシンボル」とも「宇宙を統べる数」ともいわれているのですが、
このように見てきますと、9はなんとなく特別な数字のように思えてきませんか?
その2へ続く